本件取引は、今年日本で行われた取引の中で、プライベートエクイティ関連では最大、不動産関連でも最大級の取引の一つ
東京(2015年10月29日)-モリソン・フォースターは、日本の不動産投資会社シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズを、日本の大手不動産会社であるヒューリック株式会社(東京証券取引所:証券コード3003)に総額1,550億円(13億ドル)で売却する取引において、エートス・キャピタル・リアルエステート(ACRE)に助言を提供しています。
本件取引を担当するモリソン・フォースターのチームは、東京オフィスのコーポレート部門のパートナーであるランディ・ラクサーおよび内田光俊の主導の下、オブ・カウンセルであるマット・ハリソンほか、アソシエイトである高賢一、雲居寛隆、ケビン・マシュー・ボンド、マシュー・オドンネルおよび井上悠梨から構成され、その全員が東京に拠点を置いております。
本件取引は、2015年に日本で行われた取引の中で、プライベートエクイティ関連では最大、不動産関連でも最大級の取引の一つであると報じられています。シンプレクスは、クオリティの高い物件から成るポートフォリオを保有し、アセットマネジメント事業を積極的に展開しています。 同社が保有する資産には、東京ディズニーリゾート周辺のホテルや2020年夏季オリンピックの競技会場の一つに近接する豊洲地区(東京)の12階建てオフィスビルも含まれます。
モリソン・フォースターは、日本のM&A/プライベートエクイティおよび不動産業務において実績を有し、クロスボーダーのM&A取引を中心に手掛ける50名超の弁護士と不動産取引を専門とする20名超の弁護士が東京を拠点に業務を行っています。
ACREは独立系の投資運用会社であり、日本および中国を中心とするアジアにおいて不動産に特化した投資を行っています。ACREは、現在までにエートス・キャピタル・アジア(ACA)の4件のファンドのスポンサーをつとめており、これらのファンドのエクイティキャピタル(コミット金額ベース)は総額で約38億ドルに上ります。業務開始以来、ACAのファンドが日本、中国および韓国で手掛けた不動産の取得および不動産関連投資の総額は100億ドルを超えています。
詳細につきましては、ACREのプレスリリースをご参照ください。
モリソン・フォースターについて
モリソン・フォースターは、優れた実績を誇る世界的な法律事務所です。クライアントには、大手の金融機関、投資銀行、Fortune 100企業、テクノロジー、ライフサイエンス関連企業等が名を連ねています。当事務所は、「Financial Times」誌が発行する北米およびアジア地域の「Innovative Lawyers Reports」で常に同地域の「most innovative law firms」に選出されており、近年では、Chambers USAより、倒産およびIPチームが「Firm of the Year」賞を受賞したほか、コーポレート/M&Aチームが「クライアント・サービス」賞を、事務所全体として「Global USA Firm of the Year」をそれぞれ受賞しています。モリソン・フォースターの弁護士はクライアントのために最良の結果を出すことに全力を注ぐ一方で、より強固な事務所となるべく各弁護士の個性を失わないよう配慮しています。